猫隠し(平野学著)

「猫隠し」平野 学著 ISBN978-4-86368-059-3 C0095 ¥1389E 「道新マイブック」

紋別市在住の平野学氏著の「猫隠し」です。190頁

【概要】
 信州松本市に生まれ育った著者が、紋別市内の特別支援学校に教師として赴任し、そこで暮らした20年の間に北海道新聞などへ発表したエッセイ47作品を集録しました。

 オホーツク海沿岸の四季折々の景色や動植物の営みに寄せる感動を綴った「四季の抄」、音楽活動を題材にした「音楽の抄」、幼なじみや親友 、飼い猫とのふれあいを描く「友の抄」、そしてふるさとで独居する老母とのやりとりを記した「母の抄」の4抄立てです。

 部屋の中の小物が忽然と消え失せるのは猫のなすびととまとの仕業?表題作「猫隠し」や、80歳にして携帯電話を持たされた老母のエピソードを綴った「ばあさんのケータイ奮戦記」など、気軽に楽しめる随筆集です。

 
【略歴】
平野学(ひらのまなぶ)
 長野県松本市出身。
 国立音楽大学楽理学科卒業 NHK交響楽団事務局、国立音楽大学事務局勤務を経て平成10年、教師として北海道に赴任。
 紋別市内の養護学校2校に勤務。
 教師の傍らピアノ·コンサート、合唱団の伴奏、吹奏楽団のピアノ·パートなどの演奏活動を行っている。
 紋別北高校と紋別南高校の統合により開校された「北海道紋別高等学校」の校歌を作曲した。
 文筆活動では小説『鶺鴒』で「文芸オホーツク賞大賞」を受賞。エッセイ集『霖(りん)』を出版。
 北海道新聞等に随筆を執筆。
販売価格
1,500円(内税)
購入数